アクリオプシス リリフォリア Acriopsis liliifolia
- 2018/04/12 14:19
- Category: アクリオプシス Acriopsis
今日のルセナは晴れ

サリアヤの牧場から
新鮮なミルクと採りたてのカラミヤスを頂く
お昼の気温33度
さて、、
昨日の昼過ぎ
山から仙人が下りて来る

いつもの大きな袋の中から出てきた原種蘭 全部でP700ペソ
花を見るまで定かな種類判別は出来ないが
仙人が持ってきた原種蘭の種類は、、
アクリオプシス Acriopsis、 アポラム Aporum、 オベロニア Oberonia
グラスティディウム Grastidium、 デンドロビウム Dendrobium、 ピナリア Pinalia
後は原種蘭の他にアリ植物のディスキディア Dischidia
今回
特に珍しい種類はないが
このアクリオプシス Acriopsis の大株には、、

長さ60㎝ほどに伸びた花茎が数本付き
その枝分かれした花茎の先に小さな花を見ることができた

フィリピン原種蘭図鑑 PHILIPPINE NATIVE ORCHID SPECIES によると
ここフィリピンに自生するアクリオプシス Acriopsis は2種類あるが
今回この仙人が持ってきた株に咲く花を良く見ると
リップ部分が左右丸く広がっていることから
これはアクリオプシス リリフォリア Acriopsis liliifolia で間違いない

アクリオプシス リリフォリア Acriopsis liliifolia
十字に開いた花のサイズは約1㎝
これもまたこの地に自生する着生蘭であり
その葉姿と長く伸びた花茎に小さな花を咲かせる姿がオンシジウムにも似ることから
ここではローカルのダンシングレディーと呼ばれることもある
(ここではオンシジウムのことをダンシングレディーと呼ぶ)

何本にも枝分かれした花茎に花を付けるアクリオプシス リリフォリア Acriopsis liliifolia
ひとつひとつの花は小さく
その色合いも地味なため決して目立つ蘭の花では無いが
このシンプルな姿にも原種蘭としての美しさがあると思う

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